忘れていく祖父と、覚えておく家族アルバム。私たちが選んだ、いちばん優しい時間。
この記事の要点
- ✓名前を忘れても、孫の笑顔の写真は祖父母の心に届き続ける
- ✓毎日の1枚が、介護する家族と本人をつなぐ会話の種になる
- ✓思い出は本人が忘れても、家族の中で生き続ける
祖父が「あなた、どちらさん?」と私に聞いた日、母はトイレに駆け込んで泣いていました。認知症の進行は、私たち家族にとって、ゆっくりと進む“さよなら”でした。それでも家族アルバムは、私たちと祖父をつなぐ、最後の柔らかい橋になってくれました。
名前は忘れても、笑顔は覚えている
介護施設に入った祖父のもとへ、母は毎週通っていました。私は遠方で、月に一度しか会いに行けない。それでも、家族アルバムにアップロードした孫(私の娘)の写真は、母がタブレットで祖父に見せ続けてくれました。
祖父は、私の顔は分からなくなっても、写真の中の赤ちゃんを見ると、必ず笑うそうです。「かわいいねえ」と。私の名前を覚えていないことを、私はもう、寂しいと思わなくなりました。祖父はちゃんと、孫を“かわいい”と感じてくれている。それで十分だ、と。
一日一枚の写真が、祖父と母をつないでいた
私が毎日一枚の写真をアルバムに上げ続けていたのは、祖父のためというより、母のためでした。介護に追われる母に、何か「今日の楽しみ」を作りたかった。
でも、その一枚は、施設で母と祖父をつなぐ会話の種になっていました。「今日はね、ひ孫がこんな顔してたの」「あらまあ、よく似てる」。たった一枚の写真の周りに、3世代の会話が生まれていました。
思い出は、本人が忘れても、家族の中で生き続けてくれる。
祖父が亡くなった夜、私たちが見ていたもの
祖父が亡くなったあと、家族みんなで集まって家族アルバムを開きました。介護施設の祖父と、ひ孫の笑顔が並んでいる写真。母が小さくつぶやきました。「お父さん、最後までちゃんと、家族の中にいたね」と。
直接会えた回数は決して多くなかった。でも、祖父はずっと、私たちの日常の中に居続けてくれていました。
“いつか会えなくなる日”の準備は、今日から
家族アルバムは、思い出を残すツールであると同時に、いつか別れがくる日のための、家族からのプレゼントでもあります。今日の何気ない一枚が、未来の誰かを、きっと支えてくれます。
“最後まで、家族の中にいてほしい”を叶える場所。
あそぼ!は招待制の家族専用アルバム。離れて暮らす家族・介護中の家族・闘病中の家族——大切な人を、毎日の中に“いる”状態にしておけます。
よくある質問
Q.認知症や介護中の家族に、孫の日常を届けたい
あそぼ!なら毎日の写真・動画を家族グループに共有でき、タブレットなどで本人に見せ続けられます。介護する家族と本人をつなぐ会話の種になり、離れていても“家族の中にいる”状態を保てます。
Q.遠方で頻繁に会えない家族と思い出を共有するには?
あそぼ!の招待制アルバムに毎日の1枚を積み重ねておくと、会えない間も家族で日常を共有できます。介護・闘病中の家族にも、負担なく毎日を届けられます。